「襲」のアンティーク花嫁振袖

今年のも秋も、七五三、お宮参り、成人式前撮り…たくさんの皆様の人生の節目をお手伝いさせていただくことができ、心より感謝申し上げます。
この楽しく充実の繁忙期の締めくくりに、「襲」のアンティーク花嫁衣装を着付ける機会をいただき,福岡県久留米市へ出張してきました。

「襲(かさね)」とは、着物を何枚も重ねて着用し、色や柄の組み合わせを愉しむ昔ながらの着物の着方。
戦前までは裕福な家庭のお嬢様の晴れ着などにみられましたが、
現代では簡略化されていて、比翼、伊達衿などに名残が残っているのみです。

アースカラーが似合う彼女のために選んだのは「黄丹色(曙の太陽の赤)」のアンティーク引き振袖✨
品の良いニュアンスカラーに、暈しの技法が組み合わさって、大正時代から戦前にかけてのアンティークらしい可愛さがたっぷり詰まった振袖です。

内側に着る中着(白地に波間を飛ぶ鶴)も、もちろんアンティーク(画像2枚目)

帯も、刺繍たっぷりの重厚なアンティーク(画像5枚目)

軽くて柔らかいアンティークの絹が生み出す、たおやかで柔らかいシルエットがとっっても優雅で似合ってました🥰💝

柏屋では、アンティークの花嫁衣装をレンタルなさる方でご希望の方には、昔ながらの重ね着でのお支度も承っております✨
フォト婚、神社等への出張、企業様のプロモーション、カメラマンさんの作品撮りなども大歓迎です!
ぜひお気軽にご相談ください😌

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