美しい着物姿を写真に残したいと思ったとき、絶対に外したくないカットというものがいくつかあります。
その中の一つがバックショット。
後ろ姿に漂うはんなりした色香や、女性らしい柔らかな曲線は、
やっぱり婚礼や成人式などの大切な節目に、必ずと言っていいほど写真として残る部分です。
で、その後姿をどれだけクオリティの高いものにできるかが、
私たち着付け師の腕の出しどころでもあるし、
逆に、その着付け師の技術の高さがもろに現れるポイントのひとつでもあると思います。(恐ろしや・・・)
その証拠に、プロの着付け師さんたちは、着付けのまえに、長襦袢の半襟や着物の襟などを、
きっちり縫い上げます。
縫うって言っても、ただ縫うわけじゃなくて、
着付けたときに、襟元が美しくてシャープな曲線を描くように立体的な縫製を行います。
立体縫いをやるかやらないかで、仕上がりにものすごい差が出るんです。
まー、でもこれがホント、超めんどい細かい作業で^^;
やり方は、ここで説明できるほど単純ではないので書けませんけど、
やるのとやらないのでは、違いが一目瞭然!!
上の、何もしないまま着付けた場合の長襦袢の襟元(白い部分)と比べてみると、
下の立体縫いした長襦袢の襟のなんと美しいことか!!
着付の仕上がりが劇的に変わりますので、
自分の後ろ姿を追求したい方や、着付を上手になりたい方、
ぜひ、襟の立体縫いにチャレンジしてみてください!
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